ディフェンスプラットフォーム ビジネスエディション(DeP BE)に関するご質問と回答

DeP BE ホワイトブラックリスト作成ツールの見方を教えてください。

以下の図表を参照してください。


リストモード:分割モード

表示モード:アプリケーション情報と動作情報に分割して表示する

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1.アプリケーション表示リストの説明

列のタイトル

列の説明

アプリ設定

アプリケーションに対する設定の状態と、設定を行った方法が表示されます。

<設定の状態>

“アプリホワイトリスト”…アプリホワイトリストに登録済み状態

“アプリホワイトリスト(予定)”…アプリホワイトリストに登録予定(リスト作成ツールで、アプリホワイトリストに指定した状態)

“アプリブラックリスト”…アプリブラックリストに登録済み状態

“アプリブラックリスト(予定)”…アプリブラックリストに登録予定(リスト作成ツールで、アプリブラックリストに指定した状態)

“未設定”…まだ設定を行っていない状態

アプリ設定コメント*1

アプリケーションに対する設定でコメントとして登録した内容を表示します。コメント内に改行がある場合は、改行を無視して1行で表示します。

親プロセス種別

親プロセスの種類(エクスプローラ/メーラー/ブラウザ/コマンドプロンプト)を表示します。併せて、ブラウザの場合URLが、メーラーの場合、差出人と件名がカッコ“()”内に出力されます。

例:ブラウザ(https://www.hummingheads.co.jp/)

メーラー(xxx@xxxxxx.co.jp,至急確認ください)

親プロセスの種類は、iniファイルを編集することで追加することが可能です。

起動場所

アプリケーションが起動した場所として、“メール添付ファイル”、“ダウンロードファイル”、“リムーバブル”、“CD/DVD”、“ネットワークドライブ”のいずれかが表示されます。

親プロセス名

アプリケーションが別のアプリケーション(親プロセス)から実行された場合、表示します。

パス

アプリケーションが実行されたパスを表示します。

ファイル名

アプリケーション名(exe名)を表示します。

※アプリケーションからモジュール(DLLなど)が起動される場合、そのモジュール名と呼び出し元のアプリケーション名両方を“モジュール名(アプリケーション名)”の形式で表示します。

※アプリケーションがインストーラであった場合は“アプリケーション名[インストーラ]”、アンインストーラであった場合は“アプリケーション名[アンインストーラ]”と表示します。

インタプリタ名

スクリプトの動作時はスクリプトのインタプリタ名を表示します。

モジュールパス(DLL・OCX)

アプリケーションから起動されたモジュールパスを表示します。

スクリプト・UR L・マクロ

スクリプト名、UR L、マクロファイル名を表示します。

会社名

アプリケーションの会社名を表示します。取得できない場合、“不明”と表示します。

デジタル署名

DeP BEが信用するデジタル署名の有無を表示します。

バージョン*2

アプリケーションのバージョンを表示します。

ファイルサイズ*2

ファイルのサイズ(バイト)を表示します。

更新日付*2

ファイルの更新日時を表示します。

ハッシュ値*2

アプリケーションのハッシュ値を表示します。

合計*2

アプリケーションが行った履歴の合計数を表示します。

動作ホワイトリスト*2

履歴表示リストで、動作ホワイトリストに指定された履歴の数を表示します。

動作ブラックリスト*2

履歴表示リストで、動作ブラックリストに指定された履歴の数を表示します。

警告*2

警告パネルが表示された履歴の数を表示します。

隔離*2

隔離履歴の数を表示します。

拒否*2

拒否履歴の数を表示します。

その他*2

その他の履歴の項目数を表示します。

2.履歴表示リストの説明

列のタイトル

列の説明

動作設定

動作に対する設定の状態と、設定を行った方法が表示されます。

<設定の状態>

“動作ホワイトリスト”…動作ホワイトリストに登録済み状態

“動作ホワイトリスト(予定)”…動作ホワイトリストに登録予定(リスト作成ツールで、動作ホワイトリストに指定した状態)

“動作ブラックリスト”…動作ブラックリストに登録済み状態

“動作ブラックリスト(予定)”…動作ブラックリストに登録予定(リスト作成ツールで、動作ブラックリストに指定した状態)

“未設定”…まだ設定を行っていない状態

動作設定設定コメント*1

動作に対する設定でコメントとして登録した内容を表示します。コメント内に改行がある場合は、改行を無視して1行で表示します。

ファイル名*2

アプリケーション名(exe名)を表示します。

※アプリケーションからモジュール(DLLなど)が起動される場合、そのモジュール名と呼び出し元のアプリケーション名両方を“モジュール名(アプリケーション名)”の形式で表示します。

※アプリケーションがインストーラであった場合は“アプリケーション名[インストーラ]”、アンインストーラであった場合は“アプリケーション名[アンインストーラ]”と表示します。

パス*2

アプリケーションが実行されたパスを表示します。

パス説明

動作した場所を、次の中から表示します。

“ファイル”…ファイルへの書き込み、削除、移動

“レジストリ”…レジストリへの書き込み・削除

“データ転送”…データ転送

“メモリ”…メモリへの書き込み処理

“通信”…通信処理

また、特定の場所で動作した場合、その情報を組み合わせて表示します。

ファイルへの書き込みが次の場所で行われた場合、その場所の情報が組み合わせて表示されます。

例:MBRに書き込まれた場合、“ファイル(MBR)”と表示されます。

・MBR・OSのシステム領域(System32/SysWow64フォルダ)

・システムドライブ直下・スタートアップフォルダ(Startupフォルダ)

・Web公開フォルダ・他のアプリケーションの領域(ProgramFiles/AppDataフォルダ)

・CD/DVD/BD・外部メディア(USBメモリ/SDカードなど)

・メーラーの設定ファイル・スクリプトファイル(.vbs/.vbeファイル)

・実行可能ファイル(.exe/.com/.sys/.dll/.libファイル)

次のレジストリへの書き込みが行われた場合、そのレジストリの情報が組み合わせて表示されます。

例:スタートアップレジストリに書き込まれた場合、“レジストリ(スタートアップレジストリ)”と出力されます。

・スタートアップレジストリ・OSのシステム領域(システムレジストリ)

・メーラーの設定レジストリ・ファイル共有の設定

・フォルダの共有設定・ネットワークの設定

・タスクスケジューラの設定

対象パス

動作の対象となっているファイルパスまたはIPアドレスを表示します。対象がIPアドレスの場合、右クリックメニューから通信先のホスト名を取得することができます。

ホスト名の取得は、DNSサーバを用いて行います。

操作名

動作の操作名が表示されます。

通信の操作が行われた場合は通信の情報(通信方法または通信プロトコル・通信プロトコル・動作種別)を組み合わせて表示されます。

例:メール送信した場合、“通信(メール送信・TCP・SEND)”と表示されます。

通信方法または通信プロトコル…“メール送信”、“アップロード”、“FTPプロトコル”、“SSHプロトコル”、“telnetプロトコル”、“DNSプロトコル”、“DHCPプロトコル”、“IMAP4プロトコル”、“SMBプロトコル”、“FTPSプロトコル”、または“POP3プロトコル”

通信プロトコル…“TCP”または“UDP”

動作種別…“CONNECT”(クライアントがサーバに接続したとき)、“SEND”(実際にデータが送信されたとき)、“ACCEPT”(ポートを開けて待機中のサーバにクライアントから接続があったとき)

種類

動作の種類を表示します。

<ディフェンスモード時の動作>

・DeP BEの警告パネルもしくは自動的に許可された動作

“DeP履歴”…履歴から設定が行えないデータ(アプリケーション登録・削除、隔離、駆除、復元)

“DeP履歴(設定対象)”…履歴から設定が行えるデータ(ファイル書き込み、ファイル削除、レジストリ書き込み、データ転送、通信、メモリ書き込み、他プロセス起動、他プロセス停止)

“設定済み(履歴)”…既に設定されているデータ

・DeP BEにより拒否された動作

“DeP履歴(設定対象):自動的に拒否されました”…自動的に拒否された履歴で設定が可能なデータ

“設定済み(履歴):自動的に拒否されました”…自動的に拒否された履歴で既に設定されているデータ

・DeP BEによる隔離

“DeP履歴:隔離されました”…隔離された履歴データ

・DeP BEの警告パネルが表示される動作

“DeP履歴(設定対象):警告パネルから「続ける」を選択しました”…警告パネルで「続ける」を押した履歴で設定が可能なデータ

“DeP履歴(設定対象):警告パネルから「止める」を選択しました”…警告パネルで「止める」を押した履歴で設定が可能なデータ

<検知モード時の動作>

“DeP履歴:検知されました”…設定が行えないデータ

“DeP履歴(設定対象):検知されました”…設定が可能なデータ

“設定済み(履歴):検知されました”…既に設定されているデータ

“DeP履歴(設定対象):自動的に拒否される操作が検知されました”…ディフェンスモードに変更すると止められるデータ

“設定済み(履歴):自動的に拒否される操作が検知されました”…ディフェンスモードに変更すると止められるデータで既に設定済みのデータ

“DeP履歴:自動的に隔離される操作が検知されました”…ディフェンスモードに変更すると隔離されるデータ

“DeP履歴(設定対象):警告パネルが表示される操作が検知されました”…ディフェンスモードに変更すると警告パネルが出力されるデータ

追加情報

通信時のTCP/UDP情報、接続状態情報、およびデータ転送時の情報を表示します。

備考

アプリケーションの備考を表示します。

ハッシュ値*2

アプリケーションのハッシュ値を表示します。

会社名*2

アプリケーションの会社名を表示します。取得できない場合、“不明”と表示します。

マシン名

コンピュータ名を表示します。

ユーザ名

ユーザ名を表示します。

日付*2

動作が行われた日時(yyyy/mm/ddhh:mm)を表示します。

重複数

同一履歴の重複数を表示します。

*1 クライアント版では表示されません。

*2 初期設定では、表示されません。

※画像はHome Editionのものを使用していますが、内容は同じです。

更新日時:2020/01/17

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