Gather.logとは何ですか。
DePトレーサで発生したエラーがGather.logに記録されます。
この機能はデフォルトで無効になっています。有効にする場合は、SysEnv.ini に以下を追記します。
[NetWork]
TraceOutputLog =Yes
■Gather.log
Gather.log は DeP のインストールフォルダに出力されます。
Gather.log はタブ区切りの形式で、次の内容が出力されます。
コンピュータ名 ログ取得時間 エラーが発生した処理 エラーが発生した理由
■ログ取得時間
ログ取得時間は、yyyy/mm/dd hh:mm:ss の形式で出力されます。
■エラーが発生した処理
“エラーが発生した処理”として次の内容が出力されます。
・ 監視履歴収集の要求パラメータの作成中
・ ホストに対して監視履歴の送信を要求中
・ 監視履歴の収集中
・ 監視履歴を CSV に出力中
・ 監視履歴を CSV に変換中
■エラーが発生した理由
“エラーが発生した理由”として次の内容が出力されます。
・ メモリの確保に失敗しました
・ System のインストールフォルダの取得に失敗しました
・ イベントの作成に失敗しました
・ ファイル [ファイル名] のオープンに失敗しました
また、クライアントから収集した履歴データ内に不正なデータがあった場合、その不正な履歴データをスキップして処理を続行することができます。また、このときエラー処理のログ出力を有効にしている場合、不正履歴の内容は Gather.log へ出力します。
この機能はデフォルトで無効になっています。有効にする場合は、SysEnv.ini に以下を追記します。
[NetWork]
TraceSkipInvalidLog =1
SysEnv.iniの詳細については、[ディフェンスプラットフォームビジネスエディション トレーサマニュアル]第3部[3.2.2 履歴収集の環境変更]を参照してください。
更新日時:2015/08/23
NO:DB00300071